こちらは、曲はまったく同じという例です。
原真祐美3rd「Contrast」(84/10)
SIDE 1
4.愛を止めて
作曲：濱田金吾
作詩：秋元康
編曲：飛澤宏元
徳丸純子1st「聖・ファーストラブ」(83/6)
SIDE 2
4.ルージュで書いたラブレター
作曲：濱田金吾
作詞：阿久悠
編曲：萩田光雄
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| Contrast／原真祐美（８４／１０） | 聖・ファーストラブ／徳丸純子（８３／６） |
私は原真祐美の方を先に買ったのですが、購入して数週間は通勤の行き帰りヘッドホン・ステレオでずっと聴きっぱなしだったので、「愛を止めて」のアップテンポの印象が脳に焼き付いてしまったせいもあり、徳丸純子のミデアムテンポの方を聴いて同じ曲だと気付くのに少し時間がかかりました。まあ、原真祐美ファンということも手伝ってか、「ルージュで書いたラブレター」の方は少し冗長な印象が否めませんでした。
誰かの曲をカバーするというのは、まったく珍しいことではないのですが、違う曲のメロディーがまったく同じという例には、アイドル界で遭遇したことがなかったもので、当時、コレクターがレアアイテムを手に入れた時のような気分になったのを覚えています。
上記の例では、徳丸純子のメロディーの方が先に存在した訳ですから、そのメロディーに秋元康が詩を付けたということが推理できます。あるいは、「愛を止めて」という楽曲が先に存在し、歌ってくれる歌手を待っていたという可能性も考えられるでしょう。まあ、真偽のほどは濱田金吾さんのみ知る、といったところでしょうか。
上記２枚ともお持ちの方は、是非聴き比べてみてください。